溺愛しないで、お隣さん

最悪なお隣さん


人に話しかけられてびっくりしたんじゃない。



私がびっくりしたのは…



そこにいた男の子があまりにも美しすぎたから。



「うるさい」



酷いことを言われるけれど、中野くんに言われた言葉を考えると許せてくる。



でもまた中野くんの事を思い出して泣けてくる。



どうしようもない悪循環だ。



「だ、だいじょぶっ…な、のっで」



なんとか声を絞り出して伝えると、彼は



「めんどくせ」



とため息をついた。
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