溺愛しないで、お隣さん
大家さんのところに行ったら合鍵がもらえるかもしれない。



お金はあるから今日一日はホテルに止まってもいいかもしれない。



解決策はないわけではないけれど、これ以上歩く気にも立つ気にもなれなくてただただ泣くことしかできなかった。



それからどのくらい時間が経ったか。



40分、いや1時間くらい。



もう出る涙は無さそうなのにまだ泣いている私。



その時だった。



「なにしてんの」



化け物でも見るような目で私のことを覗く人が…!!



「っっ!!」



びっくりしすぎて声も出ない。
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