溺愛しないで、お隣さん
「うちに泊めてあげたいんだけど…今日うち夜出かけちゃうのよ」



や、やっぱりついてない。



でもこれは大家さんが悪いわけじゃないし…。



今日はホテルにでも泊まります、と言おうとした時だった。



大家さんの視線が私に向いてないことに気づく。



「絶対イヤです」



声を発したのはさっきの男の子。



「お願いアキくん、可愛いお隣さんが困ってるし」


「無理」


「アキくんくらいしか頼れる人いないのよ」



何回か言い合った後、結局折れたのはまさかの



「しゃーねーな、今日だけ、ね」



アキくんことお隣さんだった。
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