私は‪✕‬‪✕‬を知らないⅡ
『お次がラスト!残った3名には各々ステージ上で特技を披露して頂きます。たったそれだけ?と思う方もいらっしゃるかもしれませんがご安心ください!』


『参加者には各々用意して頂いたドレスに着替えてもらって披露して頂きます!ここではドレス姿が似合う特技、というものが大事になってくるのです』


ドレス姿が似合う特技・・・。


これだけで一気にハードルが高くなるからよく考えられてるなぁ。


またましろちゃんのドレス姿が見られるって考えたらまた楽しみが増えちゃった。


『説明の方は以上となります!それでは参加者の方は準備をお願いします』


息ぴったりな実行委員会の説明は終わって、ちらほらと席を立つ人達が視界に入る。


準備時間に入ったもんね。あたしも忘れずにペンライト受け取らないと。


・・・って、あれ?


「ましろちゃん?」


「・・・」


横にいるましろちゃんは移動しないといけないはずなのに何か考えるようにして固まったまま動かない。


「ましろちゃん?大丈夫?」


「あ、ごめんなさい」


「何か考え事か?」


「・・・それが少し困った事になって」
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