それでも貴方が好き。
「ミカ〜!おはよ!」

「マユ〜!おはよ♪」

「文化祭の歌きまった?」

「うん…一応、ね」

「え〜?どんなの??」

「“HARU”っていう歌手の“君の幸せのため”って歌♪」

「え?その歌知らな〜い」

「なんか切ない系のバラードみたいな(笑)」

「聞きた〜い♪文化祭楽しみ♪」

「そんなプレッシャーかけないでよ〜」

「あはは(笑)でも本当楽しみ♪歌上手いんだもん♪」

「ありがと♪」





「…まだ親に歌手になりたい、ってこと言ってないの?」

「…うん…」

「そっか。まぁあたしも言ってないんだけどね」

「お互いがんばろ〜!」

「あはは(笑)だね!がんばろ〜!」






歌手なんて売れるかどうかもわからないのに

なりたい、なんて言えないよ…



< 10 / 10 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

君と僕のキセキ
二美/著

総文字数/4,900

恋愛(その他)26ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
君と出会ったことは 1%もない‘キセキ’が起きたから・・・・ でも、君とは 別の場所で出会いたかった

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop