それでも貴方が好き。
…ということで私は必死で歌詞を写し、夜遅くまでCDを聞いていた。


でも……


何回聞いてもいい曲だなぁ、って思うな〜


この歌を聞くと誰かを思い出す。


でも…


体が、


心が、


思い出すのを拒否っている。





結局夜遅くまで聞いていてお母さんに怒られた。



──────


夢を見ました。


私の初恋の夢を。

初恋の相手は私が足が痛いため、泣いていたので私をおぶって、家まで連れて帰ってきてくれた人でした。


小さい体で私をおぶってくれた彼のことが好きでした。大好きでした。



今でも───
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