俺様CEOは激愛の手を緩めない~人生どん底のはずが執着愛で囲い娶られました~
前の職場では出張の際には必ずお土産を買って帰った。部署を留守にする間、誰かが梨乃の代わりをしてくれているからお礼の意味もある。
廊下を歩きながらモヤモヤと考えていたが、マーケティング部のドアに手をかけた時にスッと結論が出た。
(お土産ひとつでなんでこんなに悩まないといけないのよ。私がお土産を渡したいんだから、そうすればいい。不満に思う人はもらわなければいいでしょ)
「おはようございます」
先に出勤していた数人と挨拶を交わして奥の共用の冷蔵庫の方へ行く。
その横に電子レンジやコーヒーマシンを載せたテーブルがあり、蓋を開けたお菓子の箱を置いて出張のお土産である旨を書いた付箋を貼っておいた。
そこにマネージャーの富樫がやってきて声をかけられる。
「宮内さん、おはよう」
「おはようございます」
「出張はどうだった?」
「収穫の多い視察でした。行かせてくださってありがとうございます。後ほど報告書を提出します。それとこちら、お土産です」
「ありがとう。気を使わせてすまないね」
富樫は快く受け取ってくれて離れていった。
やはり買ってきてよかったと思いながら振り向き、鼓動が跳ねた。今出勤してきたところの宇津木を部署の入口に見つけたからだ。
後ろめたい気持ちになりかけ、なにも悪いことをしていないのだからと意識して背筋を伸ばす。
廊下を歩きながらモヤモヤと考えていたが、マーケティング部のドアに手をかけた時にスッと結論が出た。
(お土産ひとつでなんでこんなに悩まないといけないのよ。私がお土産を渡したいんだから、そうすればいい。不満に思う人はもらわなければいいでしょ)
「おはようございます」
先に出勤していた数人と挨拶を交わして奥の共用の冷蔵庫の方へ行く。
その横に電子レンジやコーヒーマシンを載せたテーブルがあり、蓋を開けたお菓子の箱を置いて出張のお土産である旨を書いた付箋を貼っておいた。
そこにマネージャーの富樫がやってきて声をかけられる。
「宮内さん、おはよう」
「おはようございます」
「出張はどうだった?」
「収穫の多い視察でした。行かせてくださってありがとうございます。後ほど報告書を提出します。それとこちら、お土産です」
「ありがとう。気を使わせてすまないね」
富樫は快く受け取ってくれて離れていった。
やはり買ってきてよかったと思いながら振り向き、鼓動が跳ねた。今出勤してきたところの宇津木を部署の入口に見つけたからだ。
後ろめたい気持ちになりかけ、なにも悪いことをしていないのだからと意識して背筋を伸ばす。