終わらない物語を君へ
第3章 いつもと違う休日
朝の光がカーテンの隙間から差し込み、みどりは目を覚ました。
隣には、ぐっすり眠る蓮。
昨夜、一緒にベッドで眠ったことがまだ信じられず、胸がじんわりと熱くなる。
(もう、何なんだろう……朝からこんなにドキドキして…先が思いやられる…)
小さな独り言をつぶやき、みどりは居ても立っても居られず、そっと布団から抜け出した。
顔を洗いながら、鏡の中の自分を見つめる。
(ひどい顔……)
寝癖を直して、髪を整えて……でも、そこからどうすればいいのかがわからない。
(デート……じゃないけど、でも……一緒に出かけるんだよね?)
今日は蓮と日用品を買いに行く約束をしていた。
クローゼットを開けても、あるのは仕事や普段使いの服ばかり。
特別なお出かけ用の服なんて、持っていない。
何度も手に取っては戻し、結局、いつものデニムと淡いベージュのニットに落ち着いた。
(……ま、いいか。変に頑張るより、いつもの私で)
でも、それだけじゃなんだか寂しくて。
引き出しの奥から、ほとんど使ったことのない色付きのリップを取り出した。
薄く唇にのせると、ほんのりピンクが差して、鏡の中の自分が少しだけ知らない顔に見えた。
(うん。これくらいなら、いいかも)
その瞬間、背後から低く落ち着いた声が響いた。
隣には、ぐっすり眠る蓮。
昨夜、一緒にベッドで眠ったことがまだ信じられず、胸がじんわりと熱くなる。
(もう、何なんだろう……朝からこんなにドキドキして…先が思いやられる…)
小さな独り言をつぶやき、みどりは居ても立っても居られず、そっと布団から抜け出した。
顔を洗いながら、鏡の中の自分を見つめる。
(ひどい顔……)
寝癖を直して、髪を整えて……でも、そこからどうすればいいのかがわからない。
(デート……じゃないけど、でも……一緒に出かけるんだよね?)
今日は蓮と日用品を買いに行く約束をしていた。
クローゼットを開けても、あるのは仕事や普段使いの服ばかり。
特別なお出かけ用の服なんて、持っていない。
何度も手に取っては戻し、結局、いつものデニムと淡いベージュのニットに落ち着いた。
(……ま、いいか。変に頑張るより、いつもの私で)
でも、それだけじゃなんだか寂しくて。
引き出しの奥から、ほとんど使ったことのない色付きのリップを取り出した。
薄く唇にのせると、ほんのりピンクが差して、鏡の中の自分が少しだけ知らない顔に見えた。
(うん。これくらいなら、いいかも)
その瞬間、背後から低く落ち着いた声が響いた。