君と青空
6年生の頃から、おかしくなっていった私の大好きなおばあちゃん。お母さん曰く、認知症と鬱病を併発しているらしい。
でも、誰もおばあちゃんのことを気にかけてなかった。それが私の大きな1つのストレスだった。
1ヶ月に一度の頻度でお母さんとおばあちゃんが喧嘩した。
おじいちゃんと双子の妹の花凪(はなぎ)は無関心。
そして、お母さんは自分が悲劇のヒロインじゃないと気が済まなくて、いつでも自分が正しい。
だから、お母さんとおばあちゃんどちらの相談も聞いて大変だった。
本当に嫌になって、「二見先生ならわかってくれる」と魔が刺した私は、2学期9月の教育相談で意を決して話してみた。
「…先生、あの、おばあちゃんが認知症で、…それで…大変なんですけど…、お母さん手伝ってくれないんです…。」
少しの沈黙の後、先生は言う。
「おばあちゃんって家から出てこうとすることとかない?」
この時はまだそこまでではなかった。
「…ないです…。」
「なら…ね。家庭事情に学校突っ込むものじゃないし。」