winter song 〜君に捧ぐたった一つの歌〜
「愛奈にどうしても渡したい物があるんだ。どうしても今日会って渡したい…」



ダメかな?



そう拓に押し切られてしまい、私は何も言えなくなってしまう…



渡したい物って何だろう?



拓がこんなに言うくらいだから、きっと何か重要な物なのだろう?



「分かった…じゃあ今から向かうね」



躊躇しながらも私は拓の誘いに乗った…



拓に会ったら、この気持ちがスッキリするかもしれない…



吹っ切れて何の迷いも戸惑いもなく結婚式を迎えられるかもしれない…



私の心は複雑さと期待が入り混じっていた…
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