王子は完璧少女に甘すぎる
可愛すぎて死ぬ・・・・・・。

校門すらもくぐっていないのにもかかわらず塩は立ち止まった。

今日真が午前授業だから遅かったら弁解面倒くせぇ・・・・・・。

「・・・・・じゃあな、“紫音”」

俺は塩の頭をぽんぽんと二回撫で、家に帰った。

俺といたら塩も今はきついだろうな。

・・・・・・嫌われたか・・・・・?

今まで・・・・・好きだって気づいたときから塩に突っかかってきた。

いらないことをしたときに嫌われることが一瞬脳に過った瞬間頭から血の気が引いた。

そのたびに塩は笑顔で俺を許し続けた。

だからこそ何をしても嫌われるかもしれない事実が怖くなる。

だったらいっそのこと関わらないほうが良いのかもしれない・・・・・・。

だとすると、変に『阿呆』だとか言わないほうが良いか。
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