王子は完璧少女に甘すぎる
脈が速くなって顔に熱が伝わって来た。

こんなことはもう入学してから1日50回はある。

全然慣れないことについてはどうにもできない。

日曜と祝日は本当に死にそうになる。

休日に死にそうになるのにも関わらず夏休みという地獄の1ヶ月だった・・・・・・。

今まで待ちくたびれていた夏休みが、今年は終業式が近づけば近づくことに寝れなくなっていった。

ある種の依存症かもしれない・・・・・・。

「お前絶対また莉緒のこと考えてるだろ」

じとっと冷たい目線を送ってくる田所。

こいつ・・・・・・最近俺に呆れてばっかじゃねえか?

「へぇー!紫音って10歳の弟くんいるんだ・・・・・・!」

どこからそんな話題が来たか知らないが白川がそう言った。

「凛空は?」

「俺は兄弟はいないなあ・・・・・・そういう愛衣は?」

「私は3個下の妹がいるよ」

愛乃(あいの)ちゃん元気?」

「うん!なんなら元気すぎるくらいだし!」

・・・・・・莉緒・・・・・・可愛い。

「鷲と羅翔は?」

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