人気俳優は姫を独り占めしたい
「涙、止まったか?」

海斗先輩が聞いてくる

「はい!止まりました」


海斗先輩のお陰で少しスッキリした


「でも、どうして記者さんが……」


「水姫、そのことなんだが、今回各メディアに俺と水姫が通っている学校の情報が流された」

私は海斗先輩がいった言葉に体中から冷や汗が出てくる

「え、どうして......」

私の言葉に海斗先輩は静かに口を開く

「多分、テレビ局などに情報を売られたんだろう」

うん、それだと辻褄が合う

SNSにはそんな情報、流れてないし...

それにしても一体誰がこんな事......、

「水姫、俺達の情報を流してるやつ、退学にさせるか?」

へ、...?

「俺の家の力を使えばすぐに見つけれる」

でもそれってその人の人生壊しちゃうってことだよね

「ううん。退学ってその人の未来を壊すかもしれないから」

私はそう言うと海斗先輩はため息を付いた

「水姫は優しすぎるんだよな...」

そして小さな声でそういった

えっ?なんて言ったの

「今の言葉、もう1回いって」

なんて言ったのかな

「ううん、なんでもない」

そう言われると余計に気になるな〜


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