さよならは言わない。  〜あなたと最初で最後の恋をした〜
青空と話しているときなぜか星はいつもより何倍も綺麗に見えた。
「おやすみ」
「うん。おやすみ」


その時はこんな幸せな日々が続くと思ってた。



ーーーーーーー

「あ、あれ?」
朝起きると青空は隣のベットにはいなかった。

トイレかな……、

しばらくすると帰ってきたが、いつも笑顔の青空に元気がないように見えた。
「どこ行ってきたの?」
「あぁ…ちょっと外の空気を吸いに、ね」
「そっか。なんかあった?」
「なんで?」
「元気がないように見えて」
「安心して。大丈夫だよ」
……違う。大丈夫は何か隠す時に使う言葉。私は知っている大丈夫という言葉の意味を。もう何回も使ってきたから。でも今は青空がいてくれるから私は支えられている。次は私が支える番だ。
「…青空。何かあったんだよね?教えて」
「だからほんとに何もないって…」
「そう…」
「ごめん」
お互い気まずくなったのでその日はあまり喋らなかった。
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