完璧御曹司の執愛から逃げ、推しのアイドルと結ばれる方法
「なぜだ! 僕は誰より君を愛しているのに!」
 玲さんに力強く両肩を掴まれ揺すられる。背の高い彼を見上げて彼の美しい顔を見ると、かつて彼を愛した記憶が蘇る。私は時を繰り返す前に本当に彼を心から愛して結婚した。
 美しく優秀で私を溺愛してくれる完璧な男。溺れるように愛して結婚したはずなのに、過度な束縛に耐えられなくなった。そして、思い通りのならない私に我慢が効かなくなったのは彼も同じだ。

「自分に都合が悪い私は何度も殺す癖に! 愛してるなんて言わないで! 私は玲さんの事もう好きにはなれないよ! 私は玲さんのペット? 約束くらい守ってよ。人間扱いしてよ」
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