完璧御曹司の執愛から逃げ、推しのアイドルと結ばれる方法
29.貴方と共に闘い続ける!
「茜先輩。指輪じゃなくて、爆弾ですよ。玲さんは貴方に爆弾を渡したんです」
「⋯⋯」
茜さんは黙って私を睨んでいる。
「何事ですか?」
制服を着た二人組の警察官が私たちの控室の異様な状況を察知し駆け込んできた。今日の招待客には要人もいるのでホテルの警備員だけでなく多くの警察官が配備されている。
「曽根崎玲が指輪に爆弾を仕込んで私を殺そうとしました」
私の言葉に二人の警察官が驚いたように顔を見合わせる。
「曽根崎玲は何も関与してません。私が指輪に爆弾を仕込み、柏原凛音の殺害を試みました」
茜さんの凛とした声に驚いて彼女の顔を見る。私にニヤリと笑いかけると彼女は私の耳元に囁いてきた。
「⋯⋯」
茜さんは黙って私を睨んでいる。
「何事ですか?」
制服を着た二人組の警察官が私たちの控室の異様な状況を察知し駆け込んできた。今日の招待客には要人もいるのでホテルの警備員だけでなく多くの警察官が配備されている。
「曽根崎玲が指輪に爆弾を仕込んで私を殺そうとしました」
私の言葉に二人の警察官が驚いたように顔を見合わせる。
「曽根崎玲は何も関与してません。私が指輪に爆弾を仕込み、柏原凛音の殺害を試みました」
茜さんの凛とした声に驚いて彼女の顔を見る。私にニヤリと笑いかけると彼女は私の耳元に囁いてきた。