幼馴染みの重たい愛の隠しごと(マンガシナリオ)
「さぁ、どうする?もう準備しても良い時間だけど、もうちょっとゆっくりする?」

少し考えたあと、ゆっくりと首を振った。

「準備する。また今度、もっとゆっくり亮くんとごろごろしたいから」

そういって微笑むと、亮くんは一度、目を見開いたけれど、柔らかい笑みを浮かべた。

「うん。俺もそれが良い」


私たちはからだが引き寄せられたみたいに、ゆっくりと、近づいて、抱き締めた。

優しく、それでいて、離さないとでも言うかのように、しっかりと抱き締めあった。

本当に幸せだなぁ。

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