マモノ狩り或いは激情1
出会い
青年は目覚めた。
起き上がると、広い空き地のようで、自分の周りが照明で照らされいるので周りの風景はわからない。
暗がりにもぞっと動くモノあり。
立ち上がった、ように見えたそれは人型だった。
大きい。
青年も立ち上がった。
身の丈、170半ば。
影も動く。こちらの身の丈、200はあろうか。
大きい。
青年が口を開く。
「お前、闇の眷族か!?」
激昂している。
その叫びに、闇の眷族と呼ばれたそれは反応する。
よく見ると、頭に2本、角が生えている。
鬼?
青年が走り出している。
疾い!
「僕がッ、斃してやる!」
そう叫ぶなり、右の拳を突き出していた。
右ストレート。回転がかかっている。
内側へ巻き込む、コークスクリューブロー。
自分より上背がある鬼の顔へ、的確に打ち込んでいた。ぐるり。
鬼の顔が揺れた。
ただ、それだけ。
踏ん張った鬼は、だらり下げていた腕を拳に変えて青年の腹めがけてアッパーを打つ。
鈍い音と共に、青年は5メートルも吹っ飛び地面を転がった。
「痛ぇ」
青年の言葉。
中腰で相手を見据えた時、鬼の足裏は眼前だった。
頭で受けたが、今度は8メートルと飛ばされ地面を転がった。
回転する反動で立ち上がり、両足で地面を滑った。
口の中で血の味がした。
ベッと吐き出すと、ボクサーのように構える。
相手は動いていない。
確認すると、走り出した。
距離が詰まる。
身を低くすると、お返しとばかり左のジャブ。
は、鬼の腹へ。
すかさずの右フックはコークスクリューである。
とちらも腹にめり込んだが微動だにしない。
鬼である。仕方なし。
鬼の放つ右のローキックは、えげつない音を上げて青年の太腿を焼いた。
文字通り、太腿で爆ぜ、穿いていたジーンズは破けて皮膚は火傷した。
そして、膝をついた。
鬼が追い討ちをかけようと動いた時、横から人影が現れ青年にタックルした。
そのまま担ぐようにして走ると、そのまま周囲の闇へフェードアウトしてしまった。
起き上がると、広い空き地のようで、自分の周りが照明で照らされいるので周りの風景はわからない。
暗がりにもぞっと動くモノあり。
立ち上がった、ように見えたそれは人型だった。
大きい。
青年も立ち上がった。
身の丈、170半ば。
影も動く。こちらの身の丈、200はあろうか。
大きい。
青年が口を開く。
「お前、闇の眷族か!?」
激昂している。
その叫びに、闇の眷族と呼ばれたそれは反応する。
よく見ると、頭に2本、角が生えている。
鬼?
青年が走り出している。
疾い!
「僕がッ、斃してやる!」
そう叫ぶなり、右の拳を突き出していた。
右ストレート。回転がかかっている。
内側へ巻き込む、コークスクリューブロー。
自分より上背がある鬼の顔へ、的確に打ち込んでいた。ぐるり。
鬼の顔が揺れた。
ただ、それだけ。
踏ん張った鬼は、だらり下げていた腕を拳に変えて青年の腹めがけてアッパーを打つ。
鈍い音と共に、青年は5メートルも吹っ飛び地面を転がった。
「痛ぇ」
青年の言葉。
中腰で相手を見据えた時、鬼の足裏は眼前だった。
頭で受けたが、今度は8メートルと飛ばされ地面を転がった。
回転する反動で立ち上がり、両足で地面を滑った。
口の中で血の味がした。
ベッと吐き出すと、ボクサーのように構える。
相手は動いていない。
確認すると、走り出した。
距離が詰まる。
身を低くすると、お返しとばかり左のジャブ。
は、鬼の腹へ。
すかさずの右フックはコークスクリューである。
とちらも腹にめり込んだが微動だにしない。
鬼である。仕方なし。
鬼の放つ右のローキックは、えげつない音を上げて青年の太腿を焼いた。
文字通り、太腿で爆ぜ、穿いていたジーンズは破けて皮膚は火傷した。
そして、膝をついた。
鬼が追い討ちをかけようと動いた時、横から人影が現れ青年にタックルした。
そのまま担ぐようにして走ると、そのまま周囲の闇へフェードアウトしてしまった。
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