魔王様!まさかアイツは吸血鬼?【恋人は魔王様‐X'mas Ver.‐】
「ラスベガスはなくなったりしないから、そろそろ寝ない?」
キョウがそう切り出したのは、もう、ラスベガス時間の午前3時。
閉まる気配の無いレストランで、軽い夕食をすませた後のことだった。
もちろん、日本は夜8時なので、私が眠たくなるはずもない。
だけど。
きっとキョウはくたくたなんだわ。
だって、ずっと仕事してたんだもの。
それでも文句の一つも言わずに、周囲の視線にもめげずに、甘い微笑を携えて私がはしゃぐのに付き合っていてくれるんだもん。
あんまり我が侭ばっかり言っちゃ駄目、よね。
「いいけど。
どこに泊まるの?」
「もちろん、ちゃんと予約してあるよ。心配いらない」
どう考えても高級ホテルしか並んでない、ラスベガスの目抜き通りに面したホテルの一つ。その上の階の方の部屋をキョウは予約しておいてくれていた。
「すっごーいっ☆」
よく考えたら、外観だけでも素敵なのだから内装が手抜きのはずなんてありえないんだけど、目を瞠るような豪奢な内装に私のテンションは再び急上昇してしまう。
カーテンを触り、浴槽をチェックして、白いベッドに座ってみる。
スプリングが効いていて、とってもよさそうなベッドだわ。
テーブルに座って頬杖をついてそんな私を見ていたキョウが、おもむろに唇を開いた。
「それで、いつになったら俺のところに来てくれるのかな?」
たった一言なのに、そのきらめきを帯びたテノールの声は、私の耳から入り込み身体中を包み込んでいくようにすら思えた。
ドキリ、として。
ベッドに座ったまま彼を見る。
正直に言えば、あまりにも久しぶり過ぎて、きちんと視線を絡めることすら少し照れくさいのだ。
キョウがそう切り出したのは、もう、ラスベガス時間の午前3時。
閉まる気配の無いレストランで、軽い夕食をすませた後のことだった。
もちろん、日本は夜8時なので、私が眠たくなるはずもない。
だけど。
きっとキョウはくたくたなんだわ。
だって、ずっと仕事してたんだもの。
それでも文句の一つも言わずに、周囲の視線にもめげずに、甘い微笑を携えて私がはしゃぐのに付き合っていてくれるんだもん。
あんまり我が侭ばっかり言っちゃ駄目、よね。
「いいけど。
どこに泊まるの?」
「もちろん、ちゃんと予約してあるよ。心配いらない」
どう考えても高級ホテルしか並んでない、ラスベガスの目抜き通りに面したホテルの一つ。その上の階の方の部屋をキョウは予約しておいてくれていた。
「すっごーいっ☆」
よく考えたら、外観だけでも素敵なのだから内装が手抜きのはずなんてありえないんだけど、目を瞠るような豪奢な内装に私のテンションは再び急上昇してしまう。
カーテンを触り、浴槽をチェックして、白いベッドに座ってみる。
スプリングが効いていて、とってもよさそうなベッドだわ。
テーブルに座って頬杖をついてそんな私を見ていたキョウが、おもむろに唇を開いた。
「それで、いつになったら俺のところに来てくれるのかな?」
たった一言なのに、そのきらめきを帯びたテノールの声は、私の耳から入り込み身体中を包み込んでいくようにすら思えた。
ドキリ、として。
ベッドに座ったまま彼を見る。
正直に言えば、あまりにも久しぶり過ぎて、きちんと視線を絡めることすら少し照れくさいのだ。