嘘つきな騎士と破られた託宣 -龍の託宣6-
 ●後宮●
【イジドーラ】
 前王妃でカイの叔母。動けないアンネマリー代わって暫定で公務を引き受けている。いい勉強になるからと娘のピッパを連れて行くことも。イジドーラにとって元王妃セレスティーヌ(ハインリヒママ)は恩人であり憧れの女性。
【ディートリヒ】
 前国王。後宮に引きこもってイジドーラとラブラブしたいが、いまいちイジドーラには思いが伝わっていない模様。亡くなった後もイジドーラの心を奪う元妻セレスティーヌにいまだライバル心を燃やしている。
【ピッパ】
 イジドーラの娘。父ディートリヒに似た赤毛の王妹。自由奔放でおしゃまな女の子。青龍に導かれるまま夢見の力に目覚める。
【ルイーズ】
 セレスティーヌの輿入れ時に隣国アランシーヌからついて来た女官。今はイジドーラ付きの女官として過ごしている。ピッパの教育係も務める。

 ●過ぎ去りし日の後宮●
【ウルリヒ】
 王族でルチアの父親。輝くような美丈夫で老若男女問わず多くの貴族を魅了し狂わせてきた。晩年は後宮に引きこもって余生を過ごす。そんな日々にできた子供がルチア。カイ調べでは七十代で子をなした計算になる。
【アニータ】
 スタン伯爵令嬢。後宮でイルムヒルデの話し相手を務めていたが、迷い込んだ後宮奥の東屋でウルリヒと出会いルチアを身ごもった。ルチアが龍から受けた異形に殺されるという託宣を回避するために王城から出奔。回避条件はルチアがラスの託宣を持つ者と出会うまで、神殿に足を踏み入れてはならないと言うものだった。王家の者に見つからないようアニサと名乗り、ルチアを連れて国を放浪。その末に病死した。知り合いだったイグナーツにルチアを託す。
【イルムヒルデ】
 ハインリヒの祖母。ウルリヒの子を産んだアニータ逃亡の手助けをする。

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