中島くんはなぜか私にキスをせがむ(番外編)
後から入ってきたその女の子に、俺はびっくりした



「もしかして斉藤さん?」



「雪平先輩?」



俺達はお互いに顔を見合わせて驚いた⁈



「えっ⁈なになに?2人とも知り合い?」



山本がニマニマしながら俺たちを交互に見ている



まさかの正夢?



まさか朝夢に見た懐かしの斉藤さんに今日出会うとは?



俺は運命的なものを感じられずにはいられなかった



彼女の名前は斎藤知里



2年前人生で初めて俺に告白してきた子だ



それから俺達はカンパーイと言って、幹事の山本の掛け声と共に合コンと名のつく食事会が始まった



一時間くらい経って、みんながいい感じで仲を深めた頃…



「先輩、今から2人で抜けませんか?」



斉藤さんに耳打ちをされ、俺はドキッとしてしまった



「何だ雪平。抜け駆けか?まあお前最近振られたばっかりで傷心だもんな。知里ちゃんこいつの事慰めてあげてよ」



ちょっとお前何言ってんだよ



俺は振られたとか、傷心とか、恥ずかしくなって山本の声を静止した

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