始まりは一夜の出会いから
「あー、やっぱりねー。あの人手早いわあ 」
週明けの会社の女子更衣室で、偶然居合わせた美月に佐々木さんとの事を話した。予想をしていたのか美月は水族館のお土産を受け取りながら言っている。
「どういうこと?私だけじゃないの?これ」
「ううん、有咲が好きなのは本当だと思うよ。あの人、恋愛事何もかも早いから。手出すのも引く時も」
遊んでいたって言ってたもんね。なのに突然私を好きって、何それ。怪しすぎない?
眉間に皺を寄せて考え込んでいると、美月は楽しそうに笑っている。
「ちなみに私は佐々木さんが女遊びしてた理由も知ってる。だけど、聞きたきゃ本人から聞きなね!恋愛する気ない有咲には関係ないだろうけど!」
「あ!そんな意地悪する!?」
そういう言い方されると気になるじゃんか。
何にしても、私は恋愛する気ないって言ったし、断る一択しかない。
だけど、恋をしろなんて言わないから気持ちを受け取るだけ受け取ってくれと言われてしまえば、断るも何も出来ないのでは…。
その事実に気が付くとあの人のずるさにやられた!と今更気が付いてしまったのだった。
週明けの会社の女子更衣室で、偶然居合わせた美月に佐々木さんとの事を話した。予想をしていたのか美月は水族館のお土産を受け取りながら言っている。
「どういうこと?私だけじゃないの?これ」
「ううん、有咲が好きなのは本当だと思うよ。あの人、恋愛事何もかも早いから。手出すのも引く時も」
遊んでいたって言ってたもんね。なのに突然私を好きって、何それ。怪しすぎない?
眉間に皺を寄せて考え込んでいると、美月は楽しそうに笑っている。
「ちなみに私は佐々木さんが女遊びしてた理由も知ってる。だけど、聞きたきゃ本人から聞きなね!恋愛する気ない有咲には関係ないだろうけど!」
「あ!そんな意地悪する!?」
そういう言い方されると気になるじゃんか。
何にしても、私は恋愛する気ないって言ったし、断る一択しかない。
だけど、恋をしろなんて言わないから気持ちを受け取るだけ受け取ってくれと言われてしまえば、断るも何も出来ないのでは…。
その事実に気が付くとあの人のずるさにやられた!と今更気が付いてしまったのだった。