始まりは一夜の出会いから
「色々話したいし、連絡先教えてよ。というか、その制服この近くの職場?」
カーディガンの下の制服を見られたのか、どこか特定してくる。
馴れ馴れしく肩を抱いてきているその手を払って、席を立った。
「…美月、お店変えたい」
そう言う私に頷いて、一緒に店を出ようと外の方に向かう。
仁は追いかけてこなかったけれど、まだ心臓がバクバク鳴っている。
「聞いてた通りのクズじゃん!会社もバレたし、あいつ押しかけてくるんじゃない?」
「どう、だろう…。そこまではしてこないって信じたいけど」
「佐々木さんにしばらく迎えに来てもらったら?」
「駄目!そんな迷惑掛けられないから…」
そう話しながら歩いていると「俺が何です?」と後ろから声が聞こえてきて、私も美月も振り向く。
振り向いた先に佐々木さんと、もう1人知らない男性が居た。栗色の髪色をしていて、眼鏡を掛けている。またその人の顔も眼鏡を掛けていても分かるほど凄く整っていた。
美月の方を見ると大きな目を見開いて佐々木さんの隣の男性を見ている。
知っている情報かもしれないけど、美月はかなりの面食いだ。さっきまで仁に怒っていたはずなのにもう、別の事に気を取られている。
佐々木さんは不思議そうにこちらを見て首を傾げていた。
カーディガンの下の制服を見られたのか、どこか特定してくる。
馴れ馴れしく肩を抱いてきているその手を払って、席を立った。
「…美月、お店変えたい」
そう言う私に頷いて、一緒に店を出ようと外の方に向かう。
仁は追いかけてこなかったけれど、まだ心臓がバクバク鳴っている。
「聞いてた通りのクズじゃん!会社もバレたし、あいつ押しかけてくるんじゃない?」
「どう、だろう…。そこまではしてこないって信じたいけど」
「佐々木さんにしばらく迎えに来てもらったら?」
「駄目!そんな迷惑掛けられないから…」
そう話しながら歩いていると「俺が何です?」と後ろから声が聞こえてきて、私も美月も振り向く。
振り向いた先に佐々木さんと、もう1人知らない男性が居た。栗色の髪色をしていて、眼鏡を掛けている。またその人の顔も眼鏡を掛けていても分かるほど凄く整っていた。
美月の方を見ると大きな目を見開いて佐々木さんの隣の男性を見ている。
知っている情報かもしれないけど、美月はかなりの面食いだ。さっきまで仁に怒っていたはずなのにもう、別の事に気を取られている。
佐々木さんは不思議そうにこちらを見て首を傾げていた。