始まりは一夜の出会いから
「もしその2次元に似た男がいたら恋したいと思う?」

「えー、そんな人いなくない?」


 真剣に言う美月におちゃらけて笑い返すと、眉間に皺が寄っている。

 真面目に話している美月に、まともに相手をしていないのがバレたのだろう。


「まあまあ、物は試しに会ってみなよ。今日その人主催の合コンがあるんだけど、1人足りなくなっちゃって誰か呼べないかって言われてるの!」


 美月はしょっちゅう合コンに参加しては「いい男いないわ〜」と撃沈して帰ってくる。そんな所に私を呼ぶ?普通。

 多少呆れて大好きなアイスカフェラテを口に含む。

 このカフェのアイスカフェラテ程よい苦さで好きなんだよなー。なんて、合コンの事は真剣に考えていなかった。
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