始まりは一夜の出会いから
「新くんは私を甘やかしすぎだよ。いつも私がこうしたいとかこう思ってるって言ったら、いつも折れてくれるじゃん。新くんのしたい事とか好きな事も知りたいのに」

「それは折れてるんじゃなくて、有咲さんの笑顔が見れるのが俺の欲求が満たされるので、一石二鳥なんです。有咲さんも嬉しいし、俺も嬉しいから」


 私的100点回答すぎて心の中ではなまるスタンプを押す。そう言われたら全く何も言い返せない。どう産まれたらそんな100点満点の回答が出来るの?

 生まれてきてくれてありがとう、私の彼氏として存在してくれてありがとう……!と、思わず悶えるのがどこまでも止まらない。控えめに言って大好き過ぎるのですが……!


「…今までもそうやって色々な女性を虜にしてきたのね。罪な男……」

「嫌だな、誰にでも言ってると思われてる。というか、元カノとかの話はしたくないですね。有咲さんの話がしたいな」


 そう言って女性関係の会話を遠ざけるのもなんだか、上手いなと思ってしまった。

 いつもの好奇心から聞いたら絶対嫉妬するであろうことをいつも考えたり聞いてしまう。
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