始まりは一夜の出会いから
飲み会中そんな気付きがあったものの、そんな考え事をしていると一次会もお開きになっていて、約束通り二次会には不参加で新くんに帰る前に連絡していた。
新くんとは幸いすぐに連絡が取れて、もうすぐお店の近くに着くなんて返事が来ていた。
少しだけやりとりをしていると、先程肩を抱かれた営業部の肩に腕を掴まれて驚いてそちらを見る。
「二次会行かないの?」
「はい、今日は帰ります!」
払おうにも強い力で掴まれていて、払えない。酔っ払ってるから人の話もちゃんと聞けてるのか、どうか怪しい。
「えー、なんで。行こうよ!それとも二人きりで飲み直す!?」
「いや…あの、彼氏が迎えに来るので…」
美月も深瀬さんに連絡取っているし、どうしようか悩んでいると、その手をバッと払って避けて、私の肩を抱かれた。
でもいつもの触れ方に香水の匂いで分かる。
いつも嗅ぐシトラス系の爽やかな香水の香り。
「ちょっと~、勘弁してくださいよ。この間有咲さんの事散々惚気たのにまだ諦めてなかったんですか?」
少しおちゃらけた様な言葉遣いをしているけど、顔を見上げると全く笑ってすらいない。むしろ相手を睨みつけている様な態度に少しだけ肝が冷えた。
新くんの事だから、殴りかかったりはしないのは分かっているけど、少しだけ怖かったのだ。
新くんとは幸いすぐに連絡が取れて、もうすぐお店の近くに着くなんて返事が来ていた。
少しだけやりとりをしていると、先程肩を抱かれた営業部の肩に腕を掴まれて驚いてそちらを見る。
「二次会行かないの?」
「はい、今日は帰ります!」
払おうにも強い力で掴まれていて、払えない。酔っ払ってるから人の話もちゃんと聞けてるのか、どうか怪しい。
「えー、なんで。行こうよ!それとも二人きりで飲み直す!?」
「いや…あの、彼氏が迎えに来るので…」
美月も深瀬さんに連絡取っているし、どうしようか悩んでいると、その手をバッと払って避けて、私の肩を抱かれた。
でもいつもの触れ方に香水の匂いで分かる。
いつも嗅ぐシトラス系の爽やかな香水の香り。
「ちょっと~、勘弁してくださいよ。この間有咲さんの事散々惚気たのにまだ諦めてなかったんですか?」
少しおちゃらけた様な言葉遣いをしているけど、顔を見上げると全く笑ってすらいない。むしろ相手を睨みつけている様な態度に少しだけ肝が冷えた。
新くんの事だから、殴りかかったりはしないのは分かっているけど、少しだけ怖かったのだ。