大好きな先輩は(S)王子様でした(マンガシナリオ)
俯いていた顔をぱっと上げた茅実先輩。

「え、なんで?俺は由乃のこと好き。愛してる。ただ、俺、今、すごく強引なことしたでしょ。由乃、怖い思いさせちゃったよね…」

茅実先輩のこの声私が嫌われるのを怖がっているときと、少し似ている気がする。

私は膝でたって、茅実先輩の頭を抱き締めた。

「か、茅実先輩っ、違うの!え、えっと、違くはないんだけど、ちょっと怖いって思ったのは嘘じゃないけど、そ、その、それも、茅実先輩の愛情なのかな?って思えたから、怖かったですけど、その、嬉しかったです…」

本心だ。
茅実先輩が気にすることなんてないのにっ。

「っありがとう。由乃。大切にするね」

茅実先輩は言葉通りに優しく抱き締め返してくれた。

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