家族に裏切られ全てを奪われた私は、辺境地に住む強くて心優しい彼に出逢い、沢山の愛と優しさに触れながら失ったモノを取り戻す
「……私も、行きます」
「無理はしなくていいぞ?」
「いえ、無理はしていません……その、ギルバートさんと離れるのは不安で……」
「そうか、分かった。ならば共に行動しよう。それと、セネルに近付くにあたって少し容姿を変えた方がいいな」
「容姿を?」
「まあ、髪型を変えるのが一番簡単に出来るだろう」
「髪型……」
「まあ、束ねるだけでも印象は変わるだろうから、後で束ねてみるか」
ギルバートから容姿を少し変えるべきだと言われ、手っ取り早く出来るのが髪型だと言われたエリスは考える。
普段髪をおろして過ごしていたので、束ねるだけでも変わるかもしれないと。
けれど、ドレスアップしていた時は髪を束ねていた事もあり、見る人が見ればすぐに気付かれてしまうかもという不安があった。
「あの、ギルバートさん」
「何だ?」
「可能であれば、髪を切ってもらいたいです」
悩みに悩んだ末、エリスはギルバートに髪を切って欲しいと願い出た。
「変えた方がいいとは言ったが、そこまでする必要は無い。髪は女にとって大切なものだろう? お前のその栗色の長い髪は綺麗だ。切ってしまうなど勿体無いと思うが」
「いえ、構いません。出来れば髪色も変えたいです……お願い出来ますか?」
命を狙われる恐怖を少しでも減らせるならと、伸ばしていた髪を切り、色も染める決断を下したエリスの覚悟を感じたギルバートは、
「分かった、お前がそう言うのなら、早速準備に取り掛かろう」
エリスの意思を尊重して彼女の髪を切り、別の色に染める事を了承した。
「無理はしなくていいぞ?」
「いえ、無理はしていません……その、ギルバートさんと離れるのは不安で……」
「そうか、分かった。ならば共に行動しよう。それと、セネルに近付くにあたって少し容姿を変えた方がいいな」
「容姿を?」
「まあ、髪型を変えるのが一番簡単に出来るだろう」
「髪型……」
「まあ、束ねるだけでも印象は変わるだろうから、後で束ねてみるか」
ギルバートから容姿を少し変えるべきだと言われ、手っ取り早く出来るのが髪型だと言われたエリスは考える。
普段髪をおろして過ごしていたので、束ねるだけでも変わるかもしれないと。
けれど、ドレスアップしていた時は髪を束ねていた事もあり、見る人が見ればすぐに気付かれてしまうかもという不安があった。
「あの、ギルバートさん」
「何だ?」
「可能であれば、髪を切ってもらいたいです」
悩みに悩んだ末、エリスはギルバートに髪を切って欲しいと願い出た。
「変えた方がいいとは言ったが、そこまでする必要は無い。髪は女にとって大切なものだろう? お前のその栗色の長い髪は綺麗だ。切ってしまうなど勿体無いと思うが」
「いえ、構いません。出来れば髪色も変えたいです……お願い出来ますか?」
命を狙われる恐怖を少しでも減らせるならと、伸ばしていた髪を切り、色も染める決断を下したエリスの覚悟を感じたギルバートは、
「分かった、お前がそう言うのなら、早速準備に取り掛かろう」
エリスの意思を尊重して彼女の髪を切り、別の色に染める事を了承した。