奪われる人生なら、 すべて捨ててしまいましょう ~忘れ去られた第七王女による国を巻き込んだ逆転劇~
「……お目覚めですか。ああ、今日はもう支度ができているんですね。では、明日からはそうしてくださいよ。洗面用の水を運ぶのも大変なんですから」
いつもの通り、洗面用の水を運んできたマルタは、エリュシアがすっかり身支度をしているのに気づいて不機嫌丸出しの表情になった。
「ええ、そうね。明日からはそうするわ」
まったくとかなんとかぶつぶつ言いながら、マルタは部屋を出ていく。
(大丈夫、上手くやればいいんだから)
さほどたたないうちに、マルタが食事を持って戻ってくるだろう。
エリュシアは、部屋から飛び出した。だっと階段を駆け下り、マルタの部屋へ。
扉を開くと、テーブルの上に酒瓶が並んでいるのが見えた。
全部の瓶に、手にしていた小瓶の中身を流し込む。酒瓶を軽く振って混ぜ合わせてから、再び階段を駆け上って自室へ。
テーブルについて待っているところに、朝食を乗せたワゴンを押したマルタが戻ってくる。
「ほら、食事ですよ。さっさと食べてくださいな」
いつもの通り、洗面用の水を運んできたマルタは、エリュシアがすっかり身支度をしているのに気づいて不機嫌丸出しの表情になった。
「ええ、そうね。明日からはそうするわ」
まったくとかなんとかぶつぶつ言いながら、マルタは部屋を出ていく。
(大丈夫、上手くやればいいんだから)
さほどたたないうちに、マルタが食事を持って戻ってくるだろう。
エリュシアは、部屋から飛び出した。だっと階段を駆け下り、マルタの部屋へ。
扉を開くと、テーブルの上に酒瓶が並んでいるのが見えた。
全部の瓶に、手にしていた小瓶の中身を流し込む。酒瓶を軽く振って混ぜ合わせてから、再び階段を駆け上って自室へ。
テーブルについて待っているところに、朝食を乗せたワゴンを押したマルタが戻ってくる。
「ほら、食事ですよ。さっさと食べてくださいな」