奪われる人生なら、 すべて捨ててしまいましょう ~忘れ去られた第七王女による国を巻き込んだ逆転劇~
 エリュシアの想いは一方的なもの。片想いでよかった。
 時々、彼と会話する機会さえあれば。
 だから、どうか――エリュシアの敵を討つなんて、考えないで。
 生きて。
 あなたが生きていてくれれば、それでいい。
 心の中で繰り返しているうちに、エリュシアの意識は闇の中に溶けていった。
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