飼い猫×モドリネコ
【第1話:割り切りの関係】

<ある夜の繫華街、クシカ×トウヤ>
クシカ
「ねぇ…?それ、あたしのと違う香水……?」
トウヤの首元の香り…。あたしが気づくと知っててわざと残してきたでしょ?
本当にいじわる…。あたしとする時くらい”他の女”を感じさせないでよ。
って言っても仕方ないか。トウヤにはあたし以外にも”飼い猫”がいるから。
いいの、あなたを咎めるつもりはない。あたしといる時以外にトウヤが何をしようと自由。
だって、あたしとあなたは割り切り。お互い欲しいものが同じってだけ。
それ以上の色恋なんて求めてない。求めてなんか……。