飼い猫×モドリネコ
友達には強がって見せたけど、私…ウカツだったわ。

トウヤの唇を知ってしまった私は、とっくに堕ちていたの。

またあの快感を味わいたくて、次のあいつとの夜を待ち焦がれて…。

連絡があって喜んで、連絡がなくて不安になって、他の魅力的な男も、好きなお酒もそっちのけで…。

そんな私のアタマは、何度もこう叫んだの。

(シャノ!あいつは割り切りでも危険よ?今夜で最後にしなさい!)って。

あいつに抱かれるたびに『これっきり』って決意したわ。

だけど、アタマとは裏腹に、身体は『次の夜』を欲してしまう…。



軽い女にあるまじき独占欲が出ちゃって、

(私とする時くらい、他の女を感じさせないで?彼女じゃなくていいから、今だけ私のものになって?)

心の中でそう叫んで、自分から”飼い猫”になってしまったの…。
< 23 / 34 >

この作品をシェア

pagetop