飼い猫×モドリネコ
クシカ
「…誰よ……?…あの女……?!」

見たくなかった…いいえ、心の底では望んでいた。

あの女が、今夜あいつと…。



トウヤはあたしに気づいてないの?気づかないフリ?

目が合わないの?わざと合わせないの?どっち?もっとあたしの心を揺さぶってよ。

今、あたしは困惑してるの。

いざ現場を見ちゃったら、もっと嫉妬に狂えるはずだったのに、なぜかホッとしてるあたしがいるから……。

ねぇトウヤ…そんなに離れた席に着かないで?もっとあたしに見せつけてよ。

あんなきれいな女の人を…今夜…。



ふわり



クシカ
「…この香水は…そっか……。」

あたしとするとき、いつもあなたの首元に残ってた香りは、あの女…だったのね……。
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