恋がしたい!
キュンがほしい!
私の20歳の誕生日。

大学のバスケットボール同好会の同級生たちが集まってくれて、私の誕生日パーティーを開いてくれた。
会場は私の好物のお刺身が食べられる海鮮居酒屋の個室だった。

2年のメンバーは男子7人、女子5人。
うち二組のカップルが成立していたが、それ以外のメンバーも皆仲が良い。

練習終わりにご飯を食べに行ったり、遊びに行ったり、長期休暇には旅行したりと男女問わず仲が良かった。


私は岸辺 環(きしべ たまき)通称タマ。
今日で20歳。

このメンバーで、20歳の誕生日パーティーで乾杯をするのが恒例行事だった。
20歳になる2年生の今年だけのイベント。

そして、今日がこのメンバーの中で最後に20歳になるのが私だった。


「タマの誕生日で全員20歳ってことでー」
「はい、みんなグラス持ってー」

「それじゃ、行くよッ」

「「「ハッピーバースデー!タマ!!!」」」

カシャン!カチャ!キン!

それぞれお酒の入ったグラスが当たって音が鳴る。

「ありがとーーーー」

私もビールの入ったグラスを両手に持った。


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