離婚するはずが、凄腕脳外科医の執着愛に囚われました

「未依、好きだ」
「わ、私、も……っ」

激しく揺さぶられながら、それでも同じ気持ちだと伝えたくて言葉を紡ぐ。必死にしがみつきながら律を見上げると、彼は苦しげな表情をしている。

「律くん、苦しい……?」
「っは、よすぎて、やばいな」

吐息交じりに耳元で囁かれ、お腹の奥がぎゅっと痺れるように疼く。

「……っく、悪い。優しくしてやりたいのに、俺の方が余裕がない」

いつもポーカーフェイスで冷静な彼の余裕を奪っているのが自分だなんて、信じられないほど嬉しくて心が震えた。

「いいよ、律くんの、好きにして」
「お前は、ほんとに……っ」

切羽詰まった声で咎められたかと思うと、唇に噛みつかれた。

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