君が大人になった時、もしまだ俺のことが好きだったなら・・・
引っ越し
俺は明日の引っ越しに備え、荷造りをしていた。
退職することを決めた俺は教頭に届けを出した。
ちょうど年度替わりで何人かの教師の入れ替わりに紛れるように俺の退職も決まった。
私立のこの学校は新任教師の紹介はするが、退任の教師の紹介はしない。
小林が登校し始めるのは新学期になってからだ。
その頃には噂も消え、新学期の喧騒に俺の存在も生徒の頭からは消えているだろう。
昼から降り出した雨がしとしとと降っている。
この雨で小林と見た桜の花は散ってしまっているだろう。
明日は雨がやむといいのだが、、、。
「ふう、本棚は片付いたな。あとはクローゼットか」
大学を入学してからここに住んでいるのだが、予想以上に荷物が増えていた。
増えた衣類も他と同様に断捨離をして、いるものといらないものを分けながら丁寧に段ボールに詰めていく。
そんな時。
ピンポーン。
突然チャイムが鳴った。
誰だろう?と、立ち上がってインターフォンを見に行く。
「小林?」
退職することを決めた俺は教頭に届けを出した。
ちょうど年度替わりで何人かの教師の入れ替わりに紛れるように俺の退職も決まった。
私立のこの学校は新任教師の紹介はするが、退任の教師の紹介はしない。
小林が登校し始めるのは新学期になってからだ。
その頃には噂も消え、新学期の喧騒に俺の存在も生徒の頭からは消えているだろう。
昼から降り出した雨がしとしとと降っている。
この雨で小林と見た桜の花は散ってしまっているだろう。
明日は雨がやむといいのだが、、、。
「ふう、本棚は片付いたな。あとはクローゼットか」
大学を入学してからここに住んでいるのだが、予想以上に荷物が増えていた。
増えた衣類も他と同様に断捨離をして、いるものといらないものを分けながら丁寧に段ボールに詰めていく。
そんな時。
ピンポーン。
突然チャイムが鳴った。
誰だろう?と、立ち上がってインターフォンを見に行く。
「小林?」