花に溺れ恋に純情~僕様同期御曹司の愛が私を捕らえて離さない~
いくら導かれてもこの本能は止まることを知らず。あなたの情熱に絡まれて自分を見失っていく。感じている自分だけが確かで。鋭敏で。鮮烈な情欲に焼かれ、淫らに、狂っていく。
*
特に予定は決めていなかった。
なんとなく、このままホテルにステイして帰るのかなと思っていたら、あなたは、とっておきのサプライズを用意してくれていた。
ホテルの屋上からヘリで移動し、湖の近くの施設でお着替えをしたのちに、――ウェディングフォト。
ウェディングドレスに着替えたわたしとタキシード姿のあなたとで湖を背景に写真を何枚も撮っていただいた。まるで、お姫様気分。
「気分じゃないよ。――きみは、僕の永遠のお姫様」
そっと顎を上向けられ、口づけられたときには、この愛が永遠のものだと確信していた。