彩る世界
朝、下駄箱で彼を見つける。


城田くんとは家の方向が逆だから同じ電車に乗れない。


でも!!


城田くんは同じ時間に登校するから私もそれに合わせて電車に乗る。



「城田くん!おはよ~!」



「……。」



今日も無視です!



いつもの事だね!


私に限らず誰とも喋らない。


授業中はずっと寝てるし。
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