彩る世界
昼休み


俺は心彩を連れ出した。


「城田くん、今日も屋上?」


「いや…今日は…」



俺は空き教室に入った。



ガチャ…


「え?鍵閉めたの?」



「心彩はさ…」



「きゃっ」



心彩を壁に押し付けて手を添えた。



「俺のこと、すげぇ好きだよな」



「えっと…えっと…」



「今どんな顔してるか分かるか?」



心彩はブンブンと顔を横に振る。



「すげぇ顔真っ赤」



「…………いや、見ないで…」



「顔隠すなよ」



「し、城田くん…どうしちゃったの…?」



「俺さ、美羽の沼から抜け出してぇんだよ。だからさ…俺を惚れさせてよ」



バタッ…



何でまた倒れんだよ!


心彩をお姫様抱っこして保健室へ向かう。


何回保健室行くんだよ…。
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