彩る世界


「心彩」



「……っ」



私の耳元で城田くんが…名前を呼ぶ。



クラッ



「…早いって」



フラついたところで城田くんが支えてくれた。



「あ…ごめん…」



なんとか意識は保ってる。



「じゃあ…これは?」



城田くんの左手は私の腰に回ってて…



今度は右手で…私の左手を取る。



「えっと……」



城田くんに手を持っていかれて…



私の手は城田くんの…頬に。



城田くんに…触れてる…。



頑張れ!頑張れ私!!!



「……っ」



「へぇ、まだ大丈夫なんだ」



「城田…くん…そろそろ…」



「じゃあ最後に……」



パクッ





頬にあった私の指が…




城田くんの口の中に……



プツッ

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