気まぐれ王子と召使い
我儘王子と召使い
私の名前は山吹夕香里。

どこにでもいるようなごくごく普通の高校二年生。
他と違う所と言えば、幼い頃に父親が他界して母子家庭だと言う所ぐらいか。

朝の6時に起きてお母さんと私の分の朝食と、"3人分"のお弁当を作るのが日課となっている。



「いってきまーす」



弁当袋を2つ持って学校に向かう。


先に言っとくと、別に私は大食いでもなんでもない。
本当は私だけなら弁当は1つで事足りるのだ。



学校に登校し、自分のクラスに向かう。

教室に着き、中に入ろうとすると、何やら私の席の周りに人だかりが出来ているではないか。
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