愛を知らない御曹司は専属メイドにご執心
理解出来ない
巴さんの言いつけ通り、翌日から私は厨房への出入りを禁止され、巴さんの部屋と執務室を行ったり来たりするようになる。
仕事も、如月さんから頼まれた書類整理や、巴さんの部屋の隣に位置する書斎の掃除、手の空いている人がいない時に頼まれる使い程度で、後は巴さんの部屋の掃除を一日掛けて少しずつやるように言われただけ。
食事やお菓子は手の空いている人が届けてくれるので、部屋の外で私が受け取って巴さんへ配膳し、後で食器類を回収しに誰かが来てくれるのでそれを渡す作業をする。
正直、こんなことだけをやるメイドなんて必要無い気がするし、こんなことでお給料を貰っているのも他の人たちにも申し訳が立たない。
そして、あの一件以来、巴さんは私がお屋敷内で如月さん以外の男の人と仕事の話をしているだけでもいちいち文句を言うようになり、仕事の話なら三十秒で終わらせろ、笑顔を見せるな等、無茶苦茶な要求を強いられていく。
何故ここまで色々言われ、制限されなければならないのか分からず、心がモヤモヤしていくばかり。
唯一息抜きが出来るのは、巴さんが仕事で外出をしている時間や、使いの時くらいのもので、一度外へ出るといっそこのまま自宅へ戻ってしまいたい気持ちが募っていった。
今日は昼前から巴さんが諸用で出掛けていたので、使いを頼まれた私は帰宅してすぐに如月さんに頼まれた物を渡してから巴さんの部屋へ戻ろうと廊下を歩いて行く。
廊下の角を曲がったところで、遅めの昼食を終えて厨房へ向かうところだったのか、高間さんが私に気づいて足を止めた。
仕事も、如月さんから頼まれた書類整理や、巴さんの部屋の隣に位置する書斎の掃除、手の空いている人がいない時に頼まれる使い程度で、後は巴さんの部屋の掃除を一日掛けて少しずつやるように言われただけ。
食事やお菓子は手の空いている人が届けてくれるので、部屋の外で私が受け取って巴さんへ配膳し、後で食器類を回収しに誰かが来てくれるのでそれを渡す作業をする。
正直、こんなことだけをやるメイドなんて必要無い気がするし、こんなことでお給料を貰っているのも他の人たちにも申し訳が立たない。
そして、あの一件以来、巴さんは私がお屋敷内で如月さん以外の男の人と仕事の話をしているだけでもいちいち文句を言うようになり、仕事の話なら三十秒で終わらせろ、笑顔を見せるな等、無茶苦茶な要求を強いられていく。
何故ここまで色々言われ、制限されなければならないのか分からず、心がモヤモヤしていくばかり。
唯一息抜きが出来るのは、巴さんが仕事で外出をしている時間や、使いの時くらいのもので、一度外へ出るといっそこのまま自宅へ戻ってしまいたい気持ちが募っていった。
今日は昼前から巴さんが諸用で出掛けていたので、使いを頼まれた私は帰宅してすぐに如月さんに頼まれた物を渡してから巴さんの部屋へ戻ろうと廊下を歩いて行く。
廊下の角を曲がったところで、遅めの昼食を終えて厨房へ向かうところだったのか、高間さんが私に気づいて足を止めた。