運命の恋をした御曹司は、永遠にママと娘を愛し続ける
「今度のハワイのプロジェクトですが……もう一度、考え直してはいただけませんか?」
「その件は、すでに終わった話ですね」
間髪入れず返された優希くんの声音は、氷のように冷たく、そこには一片の情けも感じられなかった。
それにしてもワカバフーズが、このプロジェクトに参加の意思を示していたことを初めて知った。
私は優希くんの仕事を手伝っていたが、そんな話は一度も耳にしたことがない。
彼のもとまで話が上がってくる前に消えたのか、それとも、優希くんが一瞬で「NO」と判断したのか……。
最近のワカバフーズは、業績が目に見えて落ち込み、耳に入ってくるのは悪い噂ばかり。もちろん、朝倉がそんな会社と組むはずがない。
祖父母がまだ健在であれば――きっと誇れる仕事ができていたに違いない。
そう思わずにはいられなかったが、もはやあのころのワカバフーズはどこにもない。
「その件は、すでに終わった話ですね」
間髪入れず返された優希くんの声音は、氷のように冷たく、そこには一片の情けも感じられなかった。
それにしてもワカバフーズが、このプロジェクトに参加の意思を示していたことを初めて知った。
私は優希くんの仕事を手伝っていたが、そんな話は一度も耳にしたことがない。
彼のもとまで話が上がってくる前に消えたのか、それとも、優希くんが一瞬で「NO」と判断したのか……。
最近のワカバフーズは、業績が目に見えて落ち込み、耳に入ってくるのは悪い噂ばかり。もちろん、朝倉がそんな会社と組むはずがない。
祖父母がまだ健在であれば――きっと誇れる仕事ができていたに違いない。
そう思わずにはいられなかったが、もはやあのころのワカバフーズはどこにもない。