ポストのお兄さん
車が信号で止まる。
「あっちゃぁ・・・・渋滞だな・・・・」
そういえば前に車が何台あるか分からない・・・
「しばらく・・・・動かないの・・?」
「海に渋滞してるんじゃないと思うよ?何かイベントがあるんじゃないかなぁ・・・?」
「そっかぁ・・・」
私は少しテンションが下がってしまった。
私は少しうつむいた。海までもう少しなのに・・・
「・・・・舞」
「な・・・・んんっ!」
私が顔を上げると同時に、山都さんの唇が重なった。
「こうしてると・・・・楽しい?」
山都さんは笑いながら言った。