ポストのお兄さん
山都さんの手はもっと強く私の手を強く握りしめる。
「・・・・・離れんな・・・・」
「・・・裏山都さん・・出ちゃってますけど・・・///」
「・・・るせ///」
山都さんは照れながら私の手を引っ張り、館内をまわった。
「楽しかったな♪」
「あ・・・はい」
山都さんの笑顔は子供とも言わんばかりに、輝いていた。
「じゃあ・・・海行こうか」
「うんっ・・」
ついに・・・海に行けるんだ・・
私は期待でドキドキしていた。