ポストのお兄さん


「で、私と山都が別れた理由を知りたいの?」




聞かれてた・・・・まぁ。知りたいんだけど・・・



「はい・・・何でかなって・・」



「そろそろかな・・・・時機に分かるわ・・」




「そろそろって・・・何か・・・ッッ!!!」



私はティーカップを机に落とした。



ガチャーン・・・・高そうなカップが割れる。



私は意識が朦朧とする・・・




何ッッ・・・・何で・・・




「目が覚めたら・・・山都のところには帰れなくなるからね・・・」





小声で詩雨さんは私に言う。




山都の言うこと守っておけば良かった・・・





私・・・危ない・・・・





助けて・・・・・






意識がとぎれた。








< 84 / 112 >

この作品をシェア

pagetop