友情結婚って決めたのに 隠れ御曹司と本気の恋をした結果
「連絡、取ってみたらどーかな? 旦那様、ずっと待ってるって!」
「うーん……」
「離れている期間が長すぎて、愛想つかしちゃった!?」
「ま、まさか! 蛍くんのことは好きだし、私だって会いたいよ……!」
「よかったー! 仕事に忙しくて存在をすっかり忘れたみたいなんて伝えたら、たろーちゃんがめちゃくちゃ怒られちゃうもん!」
莉子ちゃんはほっと胸を撫で下ろすと、旦那さんと一緒に撮影を始めた。
――どうやら、蛍くんも私と同じ気持ちでいてくれているみたい。
それが何よりも嬉しいと感じる同時に、悲しくもあった。
やっぱり私達って、遠距離恋愛は向いていないのかもしれないと気づかされたからだ。
別れるなんて選択肢は、絶対にしたくない。
そんな私が取れる行動があるとすれば、1つしかなかった。
『お疲れ様。今、九尾夫妻と撮影中だよ。お仕事、忙しい?』
私は順調に進む撮影を見守る間、夫に連絡を取った。
平日の真っ昼間ともなれば、当然彼も仕事に明け暮れている頃だ。
すぐに既読なんてつくはずがないと、根気強く待つつもりだったが……。
意外にも、すぐに連絡が取れた。
「うーん……」
「離れている期間が長すぎて、愛想つかしちゃった!?」
「ま、まさか! 蛍くんのことは好きだし、私だって会いたいよ……!」
「よかったー! 仕事に忙しくて存在をすっかり忘れたみたいなんて伝えたら、たろーちゃんがめちゃくちゃ怒られちゃうもん!」
莉子ちゃんはほっと胸を撫で下ろすと、旦那さんと一緒に撮影を始めた。
――どうやら、蛍くんも私と同じ気持ちでいてくれているみたい。
それが何よりも嬉しいと感じる同時に、悲しくもあった。
やっぱり私達って、遠距離恋愛は向いていないのかもしれないと気づかされたからだ。
別れるなんて選択肢は、絶対にしたくない。
そんな私が取れる行動があるとすれば、1つしかなかった。
『お疲れ様。今、九尾夫妻と撮影中だよ。お仕事、忙しい?』
私は順調に進む撮影を見守る間、夫に連絡を取った。
平日の真っ昼間ともなれば、当然彼も仕事に明け暮れている頃だ。
すぐに既読なんてつくはずがないと、根気強く待つつもりだったが……。
意外にも、すぐに連絡が取れた。