弱さを知る強さ
◯あやは◯
「オペ後、まずなに食べたい?」
「...えっ?」
「また親父たち誘って寿司、そば、天ぷら食いにいこう」
「...」
「あそこ美味かっただろ?
昔から行ってる店なんだけどなんでも美味しいんだよ」
「...」
「有馬温泉も予約しないといけないし大忙しだな」
「...」
「行きたい旅館、見つけたか?」
「...うん」
「おっどこ?」
「...」
「早く予約しないと埋まるぞ」
「...」
「親父たちも誘ったら来るけど2人がいい?」
「みんな?」
「兄貴たちは知らないけど親父と母さんは来るんじゃないかな」
「みんないた方が楽しいよね」
「誘ってみるか?」
「うん」
会話ができるようになってきた
もう少し...
「じゃなおさら早く予約しないと」
「...うん」
「オペ終わったら場所おしえて
俺、速攻で予約いれるから」
「恭介、仕事は?休めないでしょ」
「休むよ」
「休める時でいいよ」
「あやはのためなら休むよ」
「...」
「あやはから親父たち誘ってみて
俺はなんか恥ずかしいわ」
「えっ自分の両親なのに?」
「まぁな」
「...わかった
連絡してみる」
「よしじゃまずはあやはが頑張って元気にならないとな」
「今日は...」
考える隙も与えず会話を続けていつも通りのあやはに戻った
「2時間寝てるだけ」
「2時間長いよ」
「じゃ意識あるままやるか?」
「...無理だ」
「だろ?寝とけ寝とけ、すぐ終わるから」
あやはの肩を持ってベットに押し倒した
抵抗はせずに大人しく横になってくれたが目がキョロキョロしていて緊張がとけていないのが伝わる
「そうだ、あやはにプレゼントあるんだった
忘れてたわ」
「...なに?」
「これ新しく出たお前の好きなアーティストのCDアルバム」


