君のとなりで、恋をする
──ある日の夕暮れ。


部活を終えて片付けをしていた私の腕を、不意に掴む手があった。


「えっ……結城先輩!?」


驚いて振り向くと、そのまま壁際まで押しやられていた。

近い距離。

逃げ場はない。

結城先輩の瞳が、まっすぐにこちらを射抜いてくる。

夕日のオレンジが瞳に映り込み、息が詰まるほど近かった。




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