君のとなりで、恋をする

24話 気づいてしまった想いー大和ー

──昼休み、中庭。


ベンチに並んで、俺は翠ちゃんとパンを食べていた。

他愛のない会話を交わしながら過ごすこの時間が、最近はやけに心地いい。

昼下がりの陽射しが、木の葉を透かして揺れていた。

中庭の空気は柔らかく、風が吹くたびに髪が少しだけ揺れる。

その横顔を見ているだけで、胸の奥がじんわりと温かくなる。

何を話しても、どんな沈黙があっても、居心地が悪くない。



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